「"教育としてのアイドル"1期生」本音、聞いてみた 「初"高校生"正統派アイドル」直撃取材した回答

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「3年間の活動自体が、今後の個々の経歴や実績につながるものと考えています。例えば、進学する際にアピールできる成果物であったり、就職する際のひとつの武器になりうることなど、他の部活動に励む生徒同様、活動を通じて成長する環境を提供できていると思います」

そう佐藤康校長は話してくれた。

アイドルとしての安全面をどう捉えているのか

同時に安全面に関しても聞いてみた。

「プライバシーの観点から学校名を伏せるという件に関しては、他の生徒同様(公式の部活動以外でも個人の生徒がメディア取材された場合など)、特別な場合を除いては原則伏せる必要はないものと考えます。ただし、公表している学校名や氏名など以外の個人情報の保護には努めて参ります。また、委託するオルファスには安全対策やセキュリティーの徹底、連絡指示系統の共有やイベント主催者の詳細確認などをお願いし、安心して活動できる環境を提供していきたいと思います」

高校としてのスタンスは保つ回答ではあるが、アイドルという活動の特性上、メンバー全員が通っている高校がわかっているというのは危険な側面もある。残念ながらニュースではストーカー被害の報告も定期的にあり、プライバシーの問題もある。

アイドル現場を日常的に取材している身からすると、不安は残るというのが正直なところだ。

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