「"教育としてのアイドル"1期生」本音、聞いてみた 「初"高校生"正統派アイドル」直撃取材した回答

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アイドル活動はやはり東京、大阪、名古屋、札幌など都市中心に展開される。それゆえ長野の佐久市を拠点とする彼女たちは、いわゆる地方を中心とした「ローカルアイドル」と見ることもできるのだが、あくまでも高校が佐久長聖であり、活動は全国というスタンスでいる。

週末、土日には都内でのライブやイベントに出演するため、学校のバスで移動。同校の野球部が遠征で対外試合を繰り返すようなものだろう。

なぜ「全国で活動」を選ぶのか、聞いてみた

移動の大変さなど地理的な不利は否めないが、なぜ「ローカルアイドル」としての活動だけではなく、都内の活動も選ぶのか。

こちらは「7限目のフルール」の運営を担うオルファスの担当者に聞いてみた。

「他のアイドルが行う活動をリアルに実践してもらい、グループとして経験値を上げていく意図が、まずあります。彼女たちの成長を促すためにも、第一線で活躍されているアイドルと同じステージに立つことはとても大きな意味があります。どんなステージでもつねに良いパフォーマンスする難しさや、ファンを獲得する大変さなどを感じることは大切だと思います。さらに、佐久市と東京は新幹線でおよそ1時間。地理的にも良い環境だといえます」

確かにアイドルとして経験値を積むには、都内でのイベントが一番だろう。出演者数やイベント数などは地方とは桁違いに多いし、レベルもさまざまだ。

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