"停止は恐怖"声優・津田健次郎が語るプロの流儀 人気作で脚光、活躍の場広げるも慢心はしない
この映画に関しても、津田さんはプロフェッショナリズムを感じたという。それは、エンドロールを見た瞬間。クレジットには、ジョエル・ロブション、高島屋、伊勢丹といった業界の最高峰が取材協力として名を連ねる。「いい作品」を作るために“本物”を追求する、そんなスタッフの姿勢に感銘を受けた。
甘えたくなるときほど自分に厳しくありたい
津田さん:お芝居にも、本物と偽物はある気がしていて。できれば僕も“本物”を生み出していきたい。そのためには挑戦し続けることが必要なんだと思います。挑戦のないところに本物は生まれないから。
僕にとって停止は恐怖なんです。停止した瞬間に、この職業をやっている意味さえ見失ってしまう気がする。
僕にとって停止は恐怖なんです。停止した瞬間に、この職業をやっている意味さえ見失ってしまう気がする。
そのストイックさに、思わずドキリとした人もいるのではないだろうか。
どこかで使った勝ちパターンを再利用したり、どんな事案も得意なやり方で片づけたりすることを「要領が良くなった」「成長した」と捉える向きがあるのも事実。でも、津田さんは違う。
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