地上42mで宙づりに!柵なし「空中通路」脅威の全貌 豪州パースのスタジアム屋上の「めまい」体験

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次なるミッションは、「通路の端っこに後ろ向きで立って、後方、つまり空中に向かってのけぞること」である。「そんなの無理」と思ったが、隣でひょうひょうとやってのけているヤエン氏の手前、ここで尻込みするわけにはいかない。

意を決してやってみると、これはそれほど怖くはなかった。視線が青空に向かっているからだろう。そう、遊園地のアトラクションのフリーフォールにせよ、タワーやビルの展望台にせよ、下さえ見なければ怖くない。あまり。

一番左が筆者。「イナバウアー」レベルで堂々とのけぞったつもりでいたが、写真を見るとそうでもなかった(写真:西オーストラリア州政府観光局提供)

次なるミッションは、「舞台の上で前のめりになること」である。これはこの後で行う「反対側、つまりグラウンドのほうを向きながら前のめりになる」という最恐ミッション前の予行演習的なものだ。

「最恐ミッション」に臨んでみた

そして最恐ミッションである「グラウンドのほうを向きながら前のめりになる」だ。

それは無理だと思った。なんといっても眼下に広がるのは42メートル下にある地面なのだから。だが、やってみると想像とはまったく異なっていた。鳥の視線でスタジアムを眺めているようで、爽快極まりないではないか。

左端が筆者。なんと堂々とした雄姿。スキージャンプの「飛型点」なら満点をもらえるはず(写真:西オーストラリア州政府観光局提供)
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