「1時間並んだ店がまずい」で怒る人が陥る"盲点"――精神科医で僧侶が解き明かす、仕事も人間関係も壊す"しつこい怒り"のほぐし方

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
怒るビジネスマン
「怒り」は人生にさまざまなマイナスの影響をもたらします。まず、なぜ「怒り」の感情が生まれるのかを考えてみましょう(写真:aijiro/PIXTA)
人間関係のトラブル、仕事のパフォーマンスやモチベーションの低下、夫婦間の不和、心身の不調……。さまざまな悩みの根底には、心の奥底に炭火のようにくすぶり続ける「怒り」がある――。
新著『しつこい怒りが脳から消えていく本』では、精神科医・僧侶・カウンセラーの著者、斉藤大法氏が「怒りを長期化させない」ためのアンガーマネジメント術を紹介。本稿では、同書から一部を抜粋してお届けします。

どんなときに怒りを覚える?

●こんな小さなことでさえ「怒りの種」になる

たとえば、ラーメンでもカレーでも、とんかつでもいいのですが、「おいしい」と評判のお店に行って、1時間並んでやっと念願の料理を食べた。けれども思ったよりおいしくなかった……。

こんなとき「ふざけんな!」と怒りがわく──。

そう、私たちは、こんなささいなことでも怒ります。

「思ったよりおいしくなかった」のが事実だとしたら、そこにはなんらかの理由があったのかもしれません。

「いつもの料理人が今日は休みだった」「今日は人手が足りていなくて丁寧に仕事ができなかった」「その日に仕入れた食材がたまたまよくなかった」「その店がネットの口コミを操作していただけだった」……しかし、自分にとってはそんな店側の事情など関係ありません。

実際に料理を食べるまでに期待がどんどんふくらんで、それが外れたときのガッカリ感が大きくなり、「ふざけんな!」となるわけです。

次ページ怒るのは「裏切られたから」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事