小島よしおが伝授、人との距離はどう縮める? 最初が肝心、初対面から名前で呼んでみよう

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そしてもうひとつ初対面のコミュニケーションで大切にしているのは、「会話のキャッチボールの数を多くする」ってこと。どういうことかというと、相手が答えやすい質問をたくさんするんだ。

「どこから通ってきているの?」「血液型なに?」「朝ご飯は何食べた?」みたいな、考えなくても答えられる、受け取りやすい球のような質問を投げるんだ。

返しやすい球なら、きっと返してくれるはず。この方法は、相手について知ることもできるから、おすすめだよ。あらかじめ、相手が答えやすい質問ストックみたいなものをつくっておくといいかもね。ちなみに、この技は大人になってからもたくさん使えるよ!

それから、小学1年生にとって小学6年生ってすっごく大きく見える。君が1年生のころもそう思わなかったかな? だから、相手と目の高さが合うようにかがむことも大事だと思うな。安心感を与えて、1年生が心を開いてくれるといいね。

1年生に声をかけるとき、「〇〇くん、おはよう。朝ご飯は何食べたの?」って、名前を呼んであいさつして、簡単に答えられる質問を投げかけてみて。きっと1年生も喜んでくれるはず!

相手の反応を大切にしよう

次は、より距離を縮める方法を考えていこう。

よしおは小さいころから人を楽しませることが好きだった。小学生のころに、6年生が1年生を引率する遠足があったんだ。そのとき、1年生の子たちを楽しませようと、いろんなことをしたよ。ドラゴンボールの替え歌を友だちと歌って場を盛り上げたり、〇×ゲームやお買い物ゲームを提案したり!

芸人というのは人を楽しませるお仕事。そのときによしおがいつも意識しているのが、相手の反応を確認することなんだ。ギャグを披露したときに、場が盛り上がらなかったり、お客さんが引いていたりしたらそのギャグは封印する。もし、少しでも反応がよければ、もっと面白くできるように努力する。

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