小島よしおが伝授、人との距離はどう縮める? 最初が肝心、初対面から名前で呼んでみよう

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まずは、年下・年上関係なく、よしおがコミュニケーションで大切にしているのは、「名前を呼ぶ」こと。「当たり前だよ」って思うかもしれないけど、大人になると、役職がついたりして名前を呼ばれるってことが少なくなるんだ。

「名前」はその人に向けたメッセージ

例えば、「部長」とか「〇〇ちゃんのお母さん」とかね。よしおは仕事柄、現場ごとではじめましてのスタッフさんとかイベンターさん(お笑いイベントを企画したりする人のことだよ)が多いんだけど、そういうときに名前で呼びかけると、一気に距離が縮まる気がするよ。

ポイントは、初対面から名前を呼ぶこと。名前って、その人だけのものだから、「名前を呼ぶ」ってこと自体がその人へ向けたメッセージになると思うんだ。

君の学校がどれくらいの人数かわからないから、もう初対面の子はいないかもしれないけど、できるだけ名前で呼ぶことを意識してみて。無意識のうちにできているかもしれないけど、「名前で呼ぶ」ってことはこの先ずっと大切にしてほしいな。自分のことをちゃんと覚えてくれている、ってうれしいよね。

ちなみに、初対面でのチャンスを逃しちゃうと名前を聞きづらくなっちゃって……というパターンも、大人になると結構ある。だから、最初はやっぱり肝心かな!(実はよしおもよくあるよ(笑)。)

より距離を縮めようとするなら、「あだ名」もいいかもしれないね。よしおは小学生のころ、「こっくん」って呼ばれていた。小島っていう名字からついたあだ名。周りのみんなのことも、あだ名で呼んでいたよ。最近は「あだ名禁止」っていう学校もあるみたいだけど、相手が嫌だと思わないあだ名なら、よしおはいいと思うんだ。

例えば、橋本くんだったら「はしくん」とか「はしもっちゃん」とか。名前を少し変えるくらいのあだ名なら、呼びやすいし、きっと相手も嫌だとは思わないはず。「〇〇って呼んでもいい?」って聞くことを忘れずにね。

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