マザーハウスの売れ筋に見た仕事バッグの選び方 コロナ明け後の出勤再開でバッグ選びにも変化

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出張時は荷物が増えても、できるだけまとめて収納したいだろう。また、あらかじめ別のバッグを用意して使い分ける人もいる。以前の取材ではこんな声を聞いた。

「1泊2日の出張の場合、いつもの通勤リュックにPCなどを入れるスタイルに加えて、宿泊用の荷物をサブバッグに入れて行きます。仕事に関係ない荷物はホテルやロッカーに預けられるので2バッグ体制。折りたためる大きめの布バッグも入れておいて、臨機応変にバッグを増減させています」(30代の女性)

出発地では晴れていても、出張先では雨だったり、その逆もあるだろう。そうなると折り畳み傘も常備したい。また、この時季は日によって寒暖差もあり、もう1枚服を入れる人もいる。

これまで、中に入れる小物も調べてきたが、キャッシュレスが進んで財布が小さく軽くなったりしても、PCやモバイル機器の常備で総重量は増す。普段使いでも同じだ。

「以前に比べて、収容量が大きいバッグに変えました。また、持ち運びするPCが雨で濡れると心配なので、防水機能のものを探すようになっています」(30代の女性)

雨に弱いといわれた革バッグでも、防水対応を強化するのが近年の傾向だ。

やっぱり「トートが好き」という人もいる

「今使っているのはトートバッグです。その理由は、大きくてたくさんの荷物が入るから。手提げとショルダーの2Wayで使えるのも好きです。現在は傘のブランドが作った防水機能を備えたトートを愛用しています」(30代の女性)

20代女性も同じような感想を話すなど、トートバッグは女性からの支持が高いようだ。

「男性でも愛用者は一定数おられます。銀座メンズ店では、『アンティーク キャリア トート』(4万2900円、税込み)が人気です。リュックには抵抗があるけど荷物は多いという人に向きます。レザーのトートは落ち着き感も出ますし、マチ幅もあるのでパッと広げられ、1泊2日の出張にも対応できます」(笹井氏)

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