マザーハウスの売れ筋に見た仕事バッグの選び方 コロナ明け後の出勤再開でバッグ選びにも変化

商品によっては、黒以外に鮮やかな色合いもあるので、ユニセックスで選ぶようだ。

「ノートもパソコンも飲み物も、出先でもらったお土産なども、一緒に入るぐらい大容量で、いろんなポケットがついているバッグを愛用しています」という30代の男性もいた。

大容量、小物ポケットが多いで選ばれるバッグには、どんなものがあるのか。

「当社の商品では、『カゼマトウ バックパック メン』（5万9400円、税込み）が人気です。軽やかさとフィット感があり、背面とショルダーベルトには通気性のあるメッシュを使用。PCも収納でき、ポケットも多いです。色は4色あります」（笹井氏）

角は四角ではなく丸みを帯びているので、オン・オフの併用もできそうだ。

左が「カゼマトウ バックパック メン」 (筆者撮影)

短期出張にも対応できるバッグは？

国内出張も戻ってきた。出張ではお土産を買ったり、名産品をもらったりするなど、帰りの荷物が重くなる。短期出張ではトラベルバッグではなく、リュックで対応する人も多い。

「『ザダン バックパック』（6万2700円、税込み）が選ばれています。手持ちとリュックの2wayタイプですが、背負う以外に縦持ちも横持ちもできるので、面会する相手によって変えられます。ジッパーを開けると大きく開き、荷物も入れやすいです」（笹井氏）

「ザダン バックパック」は、大きく開けられるのも特徴だ(筆者撮影)