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京急のフラッグシップ車両「2100形」が放つ異彩 日中は特別料金不要の2ドア・クロスシート車

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デビューから10年ほどは、ドイツ・シーメンス社製のVVVF制御装置を採用しており、発車時に音階を奏でる「ドレミファインバータ」で知られた。2008年以降のリニューアルで東洋電機製造製に置き換えられ、歌うのをやめた。

また、とくに車両に詳しい京急の広報担当者は「デビューから前面の車号の入れ方に変化があり、最初の2本は2100のスリット自体が車号になっていた。その後、左側急行灯・尾灯のケース上にシール貼りした。スカートも濃いグレーだった」「2000年に落成した4次車から正面下部の急行灯・尾灯ケースを入れ替えて、車両内側だった急行灯を外側に変更した。他の車両も順次変更し現行仕様になった」という外観のマニアックな変更点を挙げる。

2100形2109編成のデビュー当時。スリットに車号の「2109」、京急創立100周年のステッカーも(写真:京急電鉄)
2100形2125編成のデビュー当時。現在と逆の位置の急行灯・尾灯、その上に車号が見える(写真:京急電鉄)

2100形の「青い電車」

2100形は8両編成10本が在籍する。そのなかで“異色”なのが、「KEIKYU BLUE SKY TRAIN(ブルースカイトレイン)」。「赤い電車」のイメージが強い京急車両のなかで、青色塗装がひときわ目立っている。2016年2月には台湾鉄路管理局との友好鉄道協定提携1周年を記念したラッピングが話題になった。

スカートなどに台鉄の客車列車(普快車)をイメージしたラッピングを施し、前面に記念ヘッドマークを取り付けた。運行期間は約1カ月の予定だったが、好評だったことから同年6月まで延長することになったという。

台鉄ラッピングのブルースカイトレイン(写真:京急電鉄)

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