医師考案「ゴマのふりかけ」で若さを保つ方法 酸化と糖化を防ぎ、細胞をきれいに「おそうじ」

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老化の原因「酸化」「糖化」を、防ぐことができる食材「ごま」。6種の「細胞のおそうじふりかけ」の作り方を紹介します(出所:『体の不調がみるみる消える 細胞のおそうじふりかけ』)
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年齢を感じさせない若々しさを保っている人って、いますよね。つい、「わたしとは、細胞レベルで違う」なんて思ってしまいますが、実はそれ、正解かもしれません。体中の細胞がきれいな状態だと、老化が進まず、若々しさを保つことができます。そして、それを邪魔するものが、細胞の酸化と糖化です。
細胞の酸化と糖化を防ぎ、いつまでも元気で若々しい人生を送るための方法を、予防医療に力を入れる伊藤明子先生の著作『体の不調がみるみる消える 細胞のおそうじふりかけ』より、本文を一部引用・再編集してお届けいたします。

抗酸化力が働くことで細胞の入れ替わりを促進

同年代で集まったとき、なぜか飛び抜けて元気で、若く見える人っていますよね。一方で元気がなく、老けて見える人もいます。

その若さの理由の1つが「抗酸化力」。

なぜなら、抗酸化力が働くと、新陳代謝という細胞の入れ替わりのサイクルが正常に保たれるからです。

私たちの体の細胞は、神経細胞などの一部を除いて日々入れ変わっています。たとえば、

・最もサイクルが短い腸管の上皮細胞は数日
・肌の細胞は約1カ月から数カ月
・血液の細胞は種類によって数時間から数年
・骨の細胞は約5カ月

というサイクルで、新しい細胞に入れ替わることが示されています。

この新陳代謝がしっかり働くことで、肌のターンオーバーや炎症や傷のダメージの修復が適切に行われ、若々しい見た目をキープできるようになります。

次ページ細胞をサビつかせるのは呼吸で取り入れる「酸素」
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