「規則正しい生活」を長年続ける意外な落とし穴 心身ともに「変化に弱い」はビジネスで致命的
年齢が上になればなるほど、仕事の経験値も上がります。そして「これはこうあるべき」「これはこういうもの」という固定観念も徐々に生まれてきます。それが間違っているわけではありません。確かにそのとおり!ということもたくさんあるでしょう。
ただ年齢が上がり、仕事の経験値が上がったとしても、あくまでそれは限定的なものです。この業界や組織、地域など、すごく限られた範囲での話なのです。もしかしたら他業界では違うかもしれないし、他の組織や地域ではまったく違う可能性もあります。
それなのに自分の限られた経験だけで「普通はそうはやらない」などとすべてを判断してしまったら、まさに井の中の蛙です。そもそも世の中に「普通」などないのです。
「変化に弱い」は致命的
心だけでなく、身体だって同じことが言えます。いつも7時に起きるという生活をしていたら、7時起床が身体にとって普通になり、それよりも早くなったり遅くなったりするだけで体調に影響が出るというわけです。つまり、変化に弱い。
変化がない生活を一生続けるならいいかもしれません。でも、いくら自分がそうしたくても、今、変化が激しく予測できないと言われる世界に生きている私たちにとって「変化に弱い」というのは、ビジネスパーソンにとってはかなり致命的です。
「そんなことは言われなくてもわかっている」という声も聞こえてきそうです。なぜならチャールズ・ダーウィンの名言「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである」は、読者の方には周知のことと思うからです。
でも頭でわかっていることと、心や身体がそれについていけるかは別問題です。あなた自身は知らず知らずのうちに変化に適応できない人になっていませんか?
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