世界46カ国で初登場1位を獲得
尾田栄一郎の人気コミックを実写化したNetflixオリジナルドラマシリーズ「ONE PIECE」(全8話)が8月31日(木)より世界独占配信されて以降、好成績を収めています。世界規模で注目を集め、評判も上々です。ただし、実写版「ONE PIECE」が目指しているのは一過性のバズだけではなさそうです。
出足の好調ぶりを数字でみると、世界93カ国でNetflix 公式ランキングにトップ10入りし、46カ国で初登場1位を獲得しています。配信開始から2週目で視聴数(ユーザーの視聴時間数を8話分の総時間で割ったもの)は3780万ビューと文句のない成績を収め、TikTok上では「#onepiecenetflix」の検索インプレッションが40億回を超えたことがNetflix から報告されています。
実写の「ONE PIECE」では、原作の設定のまま「海賊王」になることを夢見る主人公のモンキー・D・ルフィが仲間と支え合いながら冒険に繰り出す物語を描いているわけですが、海賊を題材とした映像作品の1つとして見ても、大人も満足できるものに仕上がっていることが好成績につながっていそうです。
幅広い層に人気の海賊ものの実写作品と言えば、ディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」がありますが、実写の「ONE PIECE」はこれとはまた違う独自の面白さを明確に打ち出していることを印象づけています。つまり、漫画原作を実写化した作品という枠を超えて、友情物語を核とした冒険活劇ファンタジードラマを追求しているのです。
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