放課後に自由な時間が「ない」子どもの悲痛な叫び 時代に合わせた「放課後」を楽しく過ごすには?
夏休みや放課後、友人と汗まみれになって鬼ごっこやかくれんぼをした公園。しかし酷暑だった今夏、公園で子どもを見かけることはほとんどなかった。だが、思い返せば過ごしやすい時期でも、公園ではしゃぐ子どもたちを見かけることはあまりない。子どもたちは、どこで何をしているのだろうか。
子どもたちの放課後の過ごし方や価値観は、時代とともに変化しているようだ。どんな変化が起き、また子どもたちにどのような影響を与えているのだろうか。行政や企業と連携して放課後の子どもたちの居場所作りや、体験活動の提供を行う、放課後NPOアフタースクールを取材した。
時代とともに変化する子どもの価値観
放課後NPOアフタースクールが2015年に行った「小学生が夏休みや放課後にやりたいこと」に関する調査では、サッカーやドッジボール、鬼ごっこなどに続いて、5位に「なし(「わからない」や「なんでもいい」)」がランクインした。
「子どもたちの頭の中はやりたいことだらけだと思っていたので、この結果には驚きました」と振り返るのは、放課後NPOアフタースクールの平岩国泰代表だ。
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