自分のスキル「消えるか・生き残るか」の見分け方 外部環境の変化とともに自身のアップデートを

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生き残るためのスキルを明らかに

スキルには寿命があることを理解したうえで、自身の持つスキルを以下の4つに分類してみましょう。

① 生き残る、強いスキル
② 生き残る、弱いスキル
③ 消えていく、強いスキル
④ 消えていく、弱いスキル

分類した結果、自分が今まで所属してきた業界や職種固有のスキルで変化の兆しがあるもの、デジタル技術の進化で急激に変化し、アップデートが必要なものなどは要注意です。

① 生き残る、強いスキル

一番大切なのは、もちろん「生き残る、強いスキル」です。

僕自身の場合は、動物として生き残るサバイバルスキル(生存スキル)や、新しいことを追いかける知的好奇心などは、これからも生き残る、自分の強みとなるスキルだと考えています。

これが日本国内の仕事からグローバル、そして次にデジタル、そしてこれからグリーンを目指す原動力のベースになっています。これがもととなって、ゼロから新しい事業を立ち上げる、日本企業の海外進出支援や、海外企業の日本進出支援などがコアスキルになっています。英語ではBusiness Developmentという領域になります。

また、自分自身を「リスキリング」するスキルもこの10年で獲得してきたものだと考えています。あとは相談に乗るスキルとでも言うのでしょうか。人の相談に乗ることは中学生時代から一貫してやってきているので、これも自分のスキルです。

② 生き残る、弱いスキル

次に大切なのは、「生き残る、弱いスキル」です。

僕自身の場合は、経験してきた業界が、金融、コンサル、教育、NPO、通信、モバイルが基礎になっていて、デジタル分野のリスキリングを始めてからは、フィンテック、AI、ブロックチェーン、メタバースの分野のスキルを身につけてきたといえます。

ただ、それぞれ専門性が高いわけではないので、アップデートし続けないといけないと思っています。そのため、デジタル分野のスキルは生き残ってはいくものの、自分としてはまだまだ弱いスキルだと考えています。

また、グリーン分野も最近力を入れているスキルです。まだ具体的な業務を通じてグリーンスキルを身につけたことはないのですが、どういったグリーンスキルがあるのかリサーチをしたりして、知見を得ている状態なので、まだまだ弱いスキルだと考えています。

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