ウォーキングでもランニングでも、肝心なのは正しいフォームです。実際に歩いているときや走っているときにこれを確認するのは難しいので、歩く(走る)前に確認、修正ができるエクササイズを2つめにご紹介します。
膝痛の防止・改善エクササイズ
■膝に負担をかけずに太ももを鍛えるスクワット
①イスの前に立って足を揃えてつま先(足の人差し指)を正面に向け、足の内側(親指側)を意識して立つ。背すじを伸ばし、両腕を伸ばして体側に置く
②息を吸いながら2~4秒かけて、両腕で脚が開かないように押さえたまま、前傾しながら膝と股関節を曲げていく。お尻が座面に触れたら息を吐きながら1秒で立ち上がる
③これを6~10回を1セットして、3セット続ける。1セットごとに1分間の休息をはさむ
※足の人差し指を前に向けるので、かかととかかとの間には2~3cmの間隔を空ける
■正しく歩き、走るためのエクササイズ
①つま先(足の人差し指)と膝を正面に向け、足幅をできるだけ狭くし、足の内側(親指側)を意識して立つ
②腕を振りながら左右交互に足の親指でしっかり床を押して、できるだけ高くかかとを上げる
※できれば鏡の前で足の位置を確認しながら行う。ウォーキングの場合は1秒に1動作、ランニングの場合は1秒に2~3動作行うとよい
イラスト:竹口陸郁
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