大企業出身者は、
★先方のキーパーソンは誰か、鋭く察知する
★先方が今抱えている課題や、社内でのホットなキーワードは何かを探る
★先方が社内で話を通すにあたり、障壁になりそうなことは何なのか、障壁になる人は誰なのかを探る
★話を通すために、決定打となりそうなポイントは何かを探る
★担当者にとって、社内での評価アップに直結する、取り組みがいのあるプロジェクトになっているかを意識できる
というスキルを身につけています。
「大きな組織を動かす力学」を熟知している重要性
僕が運営しているスタートアップへの転職・副業サイト「アマテラス」を通じて、某農業ベンチャーに転職した40歳のAさんは、政府系銀行の出身。まさにこの「大きな組織を動かす力学」を熟知していました。
Aさんは、大企業のトップとのビジネス経験が豊富で、「大企業をいかに巻き込んでいくか」に精通していたのです。
一方、その農業ベンチャーの社長であるNさんはまだ20代で、大企業に勤務した経験はありませんでした。そのため、なかなか大企業とのアライアンスが進まなかったのです。
しかしAさんがN社長の企業に参画してからは、大手食品メーカーとのアライアンスが、次々と決定していきました。
キーマンの所在や、稟議・決済の流れが重要になるという「大企業の論理」を熟知したAさんが、「オトナ感」を出した営業力を発揮し、大企業を巻き込んでいくことに成功したのです。
他にも、「大企業出身者がスタートアップで重宝されるスキル」として、
ということがあります。
スタートアップは、コンプライアンス研修などの社員教育をする余裕がありません。
しかし今の時代、コンプライアンスを無視した仕事の進め方をしていると後々トラブルになり、取引先にも迷惑をかけてしまいます。
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