「頭がいい人は言い訳をする」東大生語るその真意 かしこい人に共通して見られる「3つの習慣」
例えば、「ミスをしてしまった! 気をつけよう!」とだけ考えていると、また同じミスをしてしまう可能性が多いです。
でも、「このミスは、時間が少なくて焦ってしまった結果起きたミスだな。だから今度は、時間的に余裕を持って取り組むようにしなければならないな」と、きちんとミスを分析して「言い訳」を考えれば、同じミスをしなくなることでしょう。
言い訳を考えることは、また同じミスをしなくなるという効果があります。もちろん、ただ「今回はたまたまだから! 次回からは大丈夫!」と、自分の間違いを認めようとしないような「言い訳」は意味がありません。
しかし、自分ができていないところを分析し、「なぜできていなかったのか」を明確にしたうえで、「こうすればできたはずだ」と「言い訳」を考えることができれば、それは次に生かすことができる有用な情報になるはずです。逆に言い訳をしないで間違いと向き合わないでいると、同じようなミスをしてしまうかもしれません。
きちんとミスと向き合う姿勢が大切
東大生は、実は結構「言い訳」をします。
もちろん、「あいつのせいだ!」みたいなことではなく、自分の何が悪かったのか、同じような状況のときにどうするのか、ということをみんなの前でしっかりと話せる人が多いです。「東大生でも、こんなふうにミスと向き合うんだな」と驚かされます。
このように、最初から「言い訳しない」と決めてかかるのではなく、きちんとミスと向き合って「いい言い訳」を考えることができるというのが、頭のいい人の特徴だと言えるでしょう。
3 「批判を歓迎する」
最後は、「批判を歓迎する」です。頭のいい人は、誰かから指摘されたことを素直に受け入れる傾向があると思います。
例えば「あなたは○○だから、そういうところは直したほうがいいよ」などと誰かに言われたとき、みなさんはどのように感じるでしょうか。そして、どう反応するでしょうか。
「そんなことない!」と思って、少しムッとしてしまう人も多いかもしれませんね。
「お前だってできてないじゃないか!」と思って、「お前が言うな!」と返してしまうこともあるかもしれません。
人は誰しも、他人からの指摘を素直に受け入れにくいもので、当たり前のことだと思います。
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