「頭がいい人は言い訳をする」東大生語るその真意 かしこい人に共通して見られる「3つの習慣」

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人の話を聞いていて、出てきた言葉の意味を知らないこともあれば、話の流れがよく理解できないときもありますよね。本を読んでいて1個も疑問を持つことなく最後まで100%完全に理解できた、なんてことは、どんなに頭がいい人でもないと思います。仕事でも「あれ?」と思ったりする場面って、ありますよね。

頭のいい人は、ちょっとでもわからないと思ったことや、もっと詳しく知りたいと思った物事を、その場で検索します。

これは大げさな話ではなく、本当に「その場で」検索します。僕も東大生と話していてギョッとすることがあるのですが、話している途中でいきなりスマホやタブレットを取り出して検索しだします。

「話がつまらなかったのかな?」と若干不安に思っていると、「西岡がさっき言ってた話って、この話?」とスマホの画面を見せてきたりします。

「あとで検索すればいいかな」など思わず、「わからない」と思ったらその場で調べる。これが頭のいい人の習慣だと僕は思います。

ちょっとネット検索するくらいなら、たいした手間ではないですが、案外、やらない人が多いものです。さらに一歩踏み込んで「じゃあそれについて調べてみよう」とか、「ちょっと誰かに質問してみよう」と、行動を起こす人って、なかなかいない気がします。

わからないままにするのが気持ち悪い

これについて東大生に「なぜそんなふうにするのか」と聞くと、返ってくる答えはたいてい決まっています。

「だって、そのままにしていたら気持ち悪くない?」

わからないものを、わからないままにしておくことが、気持ち悪い。この感覚を持っているから、知識を貪欲に吸収することができるのではないでしょうか。

2 「言い訳をする」

次は、「言い訳をする」です。

……といっても、みなさん「え?」と思いますよね。「言い訳」って、イメージが悪い言葉だと思います。

間違ったことに対して「そんなこと言ったって、こうだったんだもん!」と言って、「言い訳するんじゃありません!」みたいに怒られた経験がある人も多いんじゃないかと思います。僕も結構あります。

だから多くの人にとって言い訳ってマイナスなイメージがあるものだと思うのですが、実はプラスな側面もあります。それは、「間違いをきちんと分析することができる」というものです。

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