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ライフ #なぜ天下人になれた?「人間・徳川家康」の実像

「秀吉が信長の仇討つ」家康が悔しがらないワケ 「明智を討つ」発言とは裏腹に、腰は重かった

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  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)
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武田が滅び、そして今、織田が滅びた。そんな今、家康が目を向けたのは旧武田領である、甲斐、信濃、上野西部だ。

家康が目を向けたのは旧武田領

当然、北条や上杉も手を伸ばしてくるだろう。主君の仇討ちをすると対外的にアピールしていたものの、上洛などしている場合ではなかった。

6月5日の段階で、甲斐へと侵略しつつあった家康。足場を着実に固めながら、その勢力を伸ばすべく、北条氏との抗争を繰り広げることとなる。

【参考文献】
大久保彦左衛門、小林賢章訳『現代語訳 三河物語』(ちくま学芸文庫)
大石学、小宮山敏和、野口朋隆、佐藤宏之編『家康公伝〈1〉~〈5〉現代語訳徳川実紀』(吉川弘文館)
宇野鎭夫訳『松平氏由緒書 : 松平太郎左衛門家口伝』(松平親氏公顕彰会)
平野明夫『三河 松平一族』(新人物往来社)
所理喜夫『徳川将軍権力の構造』(吉川弘文館)
本多隆成『定本 徳川家康』(吉川弘文館)
笠谷和比古『徳川家康 われ一人腹を切て、万民を助くべし』 (ミネルヴァ書房)
平山優『新説 家康と三方原合戦』 (NHK出版新書)
河合敦『徳川家康と9つの危機』(PHP新書)
二木謙一『徳川家康』(ちくま新書)
日本史史料研究会監修、平野明夫編『家康研究の最前線』(歴史新書y)
菊地浩之『徳川家臣団の謎』(角川選書)
太田牛一、中川太古訳『現代語訳 信長公記』(新人物文庫)

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