"媚びない"GMOインターネットグループ、業績絶好調でも株主総会後に待つ「3つの関門」…熊谷代表は超・強気姿勢を貫く
「100年単位で継続する企業グループを実現する」「(幹部には)自主性を重んじており、私がプレッシャーを与える必要はない」「株主様が求めているのは成長。私の残りの寿命はグループの成長にそそぐ」――。
3月19日午前10時、GMOインターネットグループの株主総会がオンライン上で開催され、定款の一部変更や取締役選任に関する3つの議案すべてが可決された。グループ代表でもある熊谷正寿・会長兼社長兼CEOは、総会中の質疑応答で自らの熱い気持ちをそう語った。
そして週明けの23日。注目されたのが、取締役選任における賛成割合だ。結果、熊谷氏は58.65%。2025年も同水準の58.56%だった。過去を見ても、20年は75.73%。他社では90%以上が通常という昨今、再び50%台という数字はかなり低い。
過去最高益でも株価は下落
対照的に、GMOインターネットグループの業績は目下絶好調だ。25年12月期は売上高が17期連続増収のうえ、営業利益も過去最高を更新した。

今期も決済代行やドメイン、レンタルサーバーなどのストック収益に加え、新規の「GPUクラウド」がAI(人工知能)需要拡大の追い風に乗り、最高益を更新する公算が高い。「例えば顧客がECを始めようというとき、EC支援のほかに決済やセキュリティなどグループ各社でクロスセルを行い、LTV(顧客生涯価値)を積み上げていく。サブスク(月額課金)モデルの走りでもある」と、ある外資系証券のアナリストは評価する。
だが、今年に入ってからのGMOインターネットグループの株価は、1月15日の4100円(終値)をピークに、現在2800円台まで下がっている。なぜ業績は良いのに、市場は評価していないのか。株主総会を無事に終えても、同社の前にはコーポレート・ガバナンス(企業統治)に関し、解決できていない3つの“関門“が立ちはだかっている。






















無料会員登録はこちら
ログインはこちら