「空室4割超」でガラガラだった団地が《人気物件に大変身》したワケ 東京まで約1時間、家賃3万〜5万の"ちょうどよさ"
団地と聞くと住棟が集まって並ぶ光景を思い浮かべるが、「二宮団地」は少し雰囲気が異なる。切り開かれた丘陵地に、20を超える住棟が大きく間隔を開けて点在しているのだ。
特徴はその配置だけではない。実は、“再生”を経た団地でもある。10年前に半分近くが空室となり、存続の危機に見舞われていた。再生事業を経て、現在の入居率は80%を超えてキープしている。
東京から電車で約1時間の町の団地で、何が行われたか。
丘陵地に「住棟が点在する」団地
神奈川県二宮町。相模湾と里山に挟まれた小さな町の北側に「二宮団地」はある。
JR二宮駅からバスで10分ほど、「団地中央」で降りた。近くには地元の野菜が並ぶ市場と小さな商店街「百合ヶ丘商店街」がある。団地の入り口のようだが、周囲に住棟は見えない。
通りへ出て坂道をのぼる。山を巻くように続く道を歩いていると、住棟が視界のあちこちに現れた。道路脇の林には「イノシシ出没注意」の看板が立ち、山の一部であることを実感する。





















無料会員登録はこちら
ログインはこちら