猛暑を乗り切る町中華「ナス黒酢炒め」家で作る技 酸味がそそる!濃いめの味付けでご飯に最高

✎ 1〜 ✎ 40 ✎ 41 ✎ 42 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

この実験から塩水に漬けることには意味があることがわかりました。ただ、塩水を準備したり、キッチンペーパーで拭いたりとやや面倒ではあります。

そこで今回は塩ひとつまみとサラダ油をまぶすことにしました。塩水下処理の要点は塩で味を凝縮し、酸素を遮断することですから、これで十分、その目的は果たせます。

水溶性であるクロロゲン酸を溶出させる効果は期待できませんが、現代のナスはアクが少ないので、市販されているナスを使うかぎりは問題ないからです。

塩とサラダ油をまぶしたナス
塩ひとつまみは0.8gが目安です

ナスをフライパンに入れたら蓋をして中火に

この方法のメリットは少ない油でナスを加熱できること。フライパンに塩と油をまぶしたナスを入れ、蓋をして中火にかけます。

加熱中のナス
なるべくフライパンの底に広げるようにしましょう

1分経つとナスから出た水分で蒸された状態になります。この工程でナスの空洞が潰れ、余分な油を吸わなくなるので、少ない油で加熱できるのです。

蒸された状態のナス
パチパチという音がしてきたらフライパンの温度が上がった証拠です

3分経ったら裏返し、さらに加熱します。

火の通ってきたナス
焦げるようであれば火を弱火に落としてください

4分加熱したら一度バットなどに取り出します。

パットに上げる直前のナス
ここまで加熱したら生姜じょうゆをからめるだけでもおいしいです
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事