「プレゼン上手」が内容以外にしている3つの工夫 わかりやすさは「安心感」からきていることも

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プレゼン上手な人が工夫している、あることとは(写真:kouta/PIXTA)
わかりやすいと感じる人の話は、実は中身がわかりやすいだけではありません。安心して話を聞くことができるからわかりやすいということが多いものです。では、話の中身以外に何を伝えればよいのでしょうか。
6月30日に『入社1年目から差がつく ロジカル・アウトプット練習帳』を上梓した、グロービス経営大学院で教鞭を執る岡重文氏が、「プレゼン上手な人」がやっている工夫について解説します。

資料作りは上手いけど「プレゼン下手」な人

入社1年目から差がつく ロジカル・アウトプット練習帳
『入社1年目から差がつく ロジカル・アウトプット練習帳』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

資料は作り込んだ。スライド1枚1枚の完成度も高い、ストーリーもきちんとできている、大丈夫だ。自信をもってプレゼンに臨み、話を始めたものの聞いている人の反応は、今一つ。なんだろうこの違和感、こんな経験をしたことはないでしょうか。時間をかけて作った資料は、きっとよいものに仕上がっているのでしょう。ただ、伝える中身がしっかりしているだけでは伝わりません。

実は「プレゼン上手」は中身以外にも工夫していることがあります。読んでしまえば、当たり前のことと感じる人も少なくないでしょう。ただ、自分が話していることが何なのかを自分で意識しながら話すということは意外にできていないものです。

最初は少し面倒かもしれませんが、慣れるとすぐにできるようになるので、ちょっと試しに次の問題に取り組んでみてください。

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