「プレゼン上手」が内容以外にしている3つの工夫 わかりやすさは「安心感」からきていることも

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そして、最後の「その場で回答するかどうかも判断しながら進めていきたいと思いますので……」。これは、言い換えると途中の質問はその場で答えるかどうかはこちらで判断をするというメッセージになります。

「こんなこと質問してもいいのかな」とか、「最後にまとめてのほうがいいのかな」といったことで迷う必要がないということを伝えているとも言えます。流れの中でどう対応するべきかについては、こちらで考えるので皆さんは何か疑問が生じたら迷わず率直に伝えて大丈夫、というメッセージです。

構成やかかわり方を伝えたうえで、さらに聞き手が想起することへの対応をしています。

上手な人がしている3つの工夫

① 構成を伝える

全体の時間がどのように使われる予定なのかを冒頭に伝えるようにしましょう。30分とか60分とかまとまった時間をもらっているときはもちろん、1分とか3分とかの短いスピーチでも、何について話をするかを簡単に冒頭に述べるということを心がけましょう。

ただ、1分とかそもそもの全体の時間が長くない場合には導入が長すぎると本題に割ける時間が減り、影響が大きいので、入れるとしても簡単に一言二言がお勧めです。

② 聞き方を伝える

どういうスタイルで話を聞けばよいのかも伝えておくとよいです。質問の時間は最後にまとめてとりますので、それまでは手元でメモしながら聞いてくださいといったことを伝えるのもいいです。

一方的に話をするだけではなく隣の方と意見交換をしてもらうような場も考えている際は、事前にその案内があったほうが、心づもりができるので聞き手にとって親切です。

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