こうすれば子どもは「自発的」に学び始める! 「勉強しなさい」を連呼しても効かない
――姿勢が悪くても成績が上がるというのは、ちょっと意外です! ところでAYUMIさんは今、息子さんのしかり方について悩んでいるそうですね?
AYUMI:そうなんです。小さい頃は「かわいい、かわいい」ばかりで、あまりしからなかったのですが、3年生にもなってくると、親の言うことは聞かないし、片付けはしないし、私もよく「こらあっ」ってしかるようになったんです。それでも言うことをきかなくて。本気で怖がられていないんでしょうね。私がこれまでしからなかったのが、よくなかったのでしょうか?
おおた:AYUMIさんはしからない子育てをされてきたのですね。会場の中で「私はほとんどしかっていないです」という方はどれくらいいらっしゃいます?
(会場:手が挙がらない。笑い)
おおた:いませんね(笑)。だからまず、AYUMIさんがずっとしからないで子育てされてきたということが、まず「すごいな!」と思うんですよ。見た目からもわかりますが、おおらかな方なんですね。
AYUMI:いえいえ(照笑)。
おおた:お子さんが言うことを聞かなくなってきたのは、決してこれまで甘やかされてきたからとか、そういうことではないと思います。
子どもは親がどう反応をするか見ている
おおた:成長過程において、実験をする時期があります。ちょっと悪い言葉を覚えてきて、「この言葉を使うと、どういう反応があるのかな?」とか、「こういう悪態をついていると、ママはどんな顔するんだろう?」とか、試しているのかもしれません。
そこでAYUMIさんが珍しく怒ったりしたら、息子さんは「あぁ、ママでも怒ることがあるんだな、これは時々気をつけなきゃいけないぞ」とか、「こういう言葉は言うべきじゃないのか」などと学ぶわけです。
そういうプロセスも必要なので、あんまり「こうしなきゃいけない」という正解を求めなくていいんじゃないでしょうか。AYUMIさんらしい、おおらかさを活かしていっていただければいいのでは、と思います。
AYUMI:ちょっと心が救われました(笑)。
※続きは5月6日(水)に公開予定です。
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