こうすれば子どもは「自発的」に学び始める! 「勉強しなさい」を連呼しても効かない

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AYUMI(あゆみ)
モデル。月刊誌『LEE』(集英社)をはじめ、多くの女性誌でモデルとして活躍する。カメラマンである夫と、8歳の息子、5歳の娘との4人暮らし。家族でキャンプをするのが大好き!

AYUMI:もうひとつ最近気になっているのが、勉強のときの姿勢です。「勉強に対する姿勢」ではなく、本当に姿勢が悪いんです。

私としては、テーブルや机に向かってきちんと座って勉強をしてほしいんですけれど、立ったままやったりするんです。あとは、リビングのフローリングの真ん中で「丸まってるな?」と思ったら、そこで勉強していたりして(苦笑)。

最近は本当に毎日毎日、それを言っているんですけれど。

おおた:なるほど。勉強を全然しないときには、「何でもいいからやってほしい」と思いますけれど、実際にし始めると、今度は「やり方がちょっと」と思ってしまう。知らず知らずのうちに、要求のハードルが上がっていくところはありますね(笑)。

でも、立ったままやるのも、僕はいいと思いますよ。

AYUMI:ホントですかぁ!?(会場笑)

おおた:僕も家で仕事をするとき、立ってやったりしてますからね。ずっと座ってパソコンに向かっていると疲れてくるので。

ストレスは人それぞれ感じるものが違う

こんな調査結果もあります。アメリカの男女共学の小学校で、男の子と女の子に分けて、それぞれ好きなように授業を受けさせたんです。そうすると男の子たちは、寝そべったままとか、立ったままで授業を受けたそうなんです。だけど、その男の子たちのクラスは、成績が上がったんですって。

男の子はまず、じっと座っているということ自体が窮屈で、すごくストレスなんですね。だから自由な体勢にさせてストレスを減らし、勉強に集中させる、というのもひとつの手じゃないかと思います。

寝転がってやってもいいし、立ってやってもいい。もしたまたまテーブルに向かって座ってくれたら「おぉ! ちゃんとやれているじゃない!」と励ましてあげる。そこを見逃さないのもポイントですね。

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