韓国の「水かけフェス」がタイで超盛り上がる背景 K-POPにも数多くいるタイ出身アーティスト
アジアのエンターテインメントシーンにおいて、いま熱い注目を集めているのがタイだ。コロナ禍の日本でBL系ドラマ『2gether』が女性層を中心に熱い人気を得ていたように、タイのエンタメ市場は近年アジアで存在界を高めつつあるのだ。
音楽に関していえば、タイは日本と同様にK-POPが2000年代初めから進出していた。洋楽とならぶメインストリームの人気ジャンルとして確立されており、昨今では国際的に活躍するBLACKPINKのリサやNCTのテンなど、人気グループにタイ出身メンバーが多いことも同国のK-POP熱をより高めている。
タイに韓国水かけフェスが初上陸
そうしたなかで、人気K-POPアーティストやDJが集結する韓国の水かけフェス『WATERBOMB』がタイに初上陸した。韓国で2015年から続く本フェスは、K-POPアイドル、HIP HOP、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)、ダンスミュージックなど幅広いジャンルのTOPアーティストが集結する夏の恒例イベントだ。
これまでは韓国国内の開催だったが、初のアジアツアーが行われることとなり、その第1弾としてK-POP人気の下地があるバンコク(タイ)が選ばれた。4月13日〜14日に開催され、若い世代の観客たちが、会場となったバンコク郊外のサンダードームスタジアムを埋め尽くした。
『WATERBOMB』の特徴は、ビル5階ほどの高さの巨大なウォータースライダーや、水鉄砲の水汲み用に蛇口が並ぶ給水スペースが会場内に設けられるほか、T字型のステージの観客側の各所にウォーターキャノン、ウォーターガンが設置されること。屋外のスタジアムが、クラブとプールが並ぶレジャーランドに早変わりしたようなイメージだ。
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