「不安」で頭がいっぱいな人の考え方の悪いクセ 起こりうる結果を3パターンで予測してみる

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不安が現実となったときに起こりうる結果を予測してみましょう。起こりうる結果を予測するときには、次の3つのパターンが考えられます。①最善の結果、②最悪の結果、③可能性の高い結果、です。

例えば、好きな異性に思い切って交際してほしいと告白するとき。

最善の結果はOKをもらうことであり、最悪の結果はNOと言われること。可能性の高い結果として「友達としてなら」と言われることが考えられます。

当初はNOと言われても、最終的に交際に至ったカップルはたくさんいます。だから、そこまで恐れる必要はありません。

このように、結果を予測すれば「やってみなければわからない」という事実に気づきます。

しかも、最善の結果になる可能性もあります。不安にかられているときは最悪の結果ばかり考えがちですが、起こりうる結果を予測すれば、冷静になることができるのです。

(画像:『不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版(特装版)』)

広く浅いSNS友達より本音で話せる相談相手

2、一人で不安を抱えず本音で相談してみる
★相談するだけで、簡単に解決できる問題はたくさんある。
★相談すると、自分の中で問題を整理することができる。
★相談相手から、第三者の視点で情報を得られる。

私が見る限り、悩みやすい人は、不安を一人で抱え込む傾向があります。

「自分の不安なんて誰もわかってくれない」「人に言ってもバカにされるだけだ」などと考え、一人で悶々とし続けます。

一人で抱え込む人は、これまで成長する過程で、人に相談をしたり、悩みを打ち明けたりした経験がとても少ない人が多いのです。

今は、SNSも普及し、人と人とがつながりやすい時代です。ところが、「いいね!」を言い合う広く浅い関係の友達はたくさんいるのに、本音で悩みを打ち明けられる人はいない。そこに、今の対人関係の大きな問題があります。

私はSNS上でたくさんの友達を持つよりも、たった一人でいいので、日頃から本音で相談に乗ってくれる人を持つほうがずっと大切だと思います。信頼する人に本音で相談すれば、簡単に解決する問題はたくさんあるからです。

将来の不安でも、恋愛の不安でも、人に相談すれば何らかのアドバイスをもらえます。解決の方法を教えてもらえたり、場合によっては手助けしてもらえたりもします。

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