「会社に行きたくない」憂鬱な"月曜"の乗り越え方 気分転換で感情を「上書き保存」するとよい

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感情に左右されず、日々を穏やかに過ごすコツ(写真:buritora/PIXTA)
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他人の行動にイライラ……口先ばかりの人にうんざり……誰も気持ちをわかってくれない……。
自分の感情をコントロールできず、不機嫌になってしまうことはありませんか。ちょっとしたことで感情的になってしまうのは、誰にでもあることです。大切なのは、感情をなくすことではなく、感情に振り回されないこと。
毎日をごきげんに過ごす方法とは? 月曜日から憂鬱な気持ちになっている方へ、精神科医・和田秀樹氏の著書『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版(特装版)』より一部を抜粋のうえ、ちょっとした工夫で前向きな気持ちになる方法をお届けします。
1、朝のゴールデンタイムを大切に使う
★朝の時間は自由に使いやすい。
★朝は心を前向きにする絶好のチャンス。
★朝の時間を活用するには快適な目覚めが大切。

朝の時間帯と感情の意外な関係

生活感情を穏やかにする上で、私が最も重視しているのは朝の時間帯です。

気分よく目覚めた朝は、前向きなパワーがみなぎっています。この朝の時間帯を活用して1日のスタートダッシュに成功すれば、1日中ごきげんで過ごすことができます。

多忙な財界人や経営者も、朝はゆったりと過ごしているようです。ジョギングをしたり、瞑想をしたり、呼吸法を実践したりして、1日を機嫌よく過ごす準備をしているのです。

朝の時間帯のメリットは、比較的自由がきくところにもあります。

日中は、職場や学校などで人に囲まれる生活を送っている人が多いでしょうから、自由になる時間は限られています。

夜は、心身ともに疲れていますし、夜更かしをしても翌日に響くだけ。早朝の時間帯であれば、誰にも邪魔されずに好きなことに集中できます。

私自身、年齢とともに朝の時間の魅力を知るようになりました。早起きが苦痛ではなくなってきたからです。

朝ゆったりとした時間を過ごすうちに、朝の時間が1日の気分と深く結びついているという事実に気づいたのです。

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