だからこそ、人間は精神の健康を保てているということもできます。そうはいっても、なかなかイヤな記憶を払拭できない、ズルズルと引きずってしまう人は多いと思います。
楽しいことや嬉しいことと比較すると、イヤなことや悲しいことのほうが記憶に残りやすいものです。
なぜなら、悪いことのほうが思い出されやすいからです。ごきげんになるには、イヤな記憶がまた引き出されないように、上手に上書きをする必要があるのです。
小さなTO DOをたくさん準備しよう
イヤな記憶を上書きするためには、やるべきことを見つけてやっていくことです。
具体的には、なんでもいいので、紙に優先順位をつけてTO DOを書き出し、機械的に1つひとつこなしていく。そうすると、TO DOに集中できるので、いつの間にかイヤな記憶が薄れていきます。
そんなにすぐにTO DOが見つからないという人は、自分なりの気分転換法をいくつか用意しておくとよいでしょう。
「家中の窓を開ける」「30分だけ昼寝をする」「シャワーを浴びる」「コーヒーをドリップして淹れる」「アロマをたく」「ストレッチをする」など、手軽にできる行為が最適です。
ちょっと別の行動をしただけで、不思議と気分が向上します。
★ダメだったらすぐにやめて別の方法を探す。
★とにかく動いてみれば何かが得られる。
職場の会議などで何か意見を出すと、「成功事例はあるのか?」と聞いてくる人がいます。要するに「前例がないと動けない」ということです。
理屈よりも過去の成功例を重視する人は、あなたの周りにも多いのではないでしょうか?
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