他人の行動にイライラ……口先ばかりの人にうんざり……誰も気持ちをわかってくれない……。
自分の感情をコントロールできず、不機嫌になってしまうことはありませんか。ちょっとしたことで感情的になってしまうのは、誰にでもあることです。大切なのは、感情をなくすことではなく、感情に振り回されないこと。
イライラしたり、ストレスが少ない人はいったいどのように過ごしているのでしょうか? 『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版(特装版)』より一部抜粋し再構成のうえ、ストレスを減らす行動・考え方のポイント3つをお届けします。
1、“マイナス感情”をすぐに口に出すのをやめる
★「喜怒哀楽」の感情を表すのはOK。
★マイナス感情を口にしても「哀れな人」と思われるだけ。
★マイナス感情を口に出したらどうなるかを想像しよう。
★マイナス感情を口にしても「哀れな人」と思われるだけ。
★マイナス感情を口に出したらどうなるかを想像しよう。
マイナス感情を口にしても損をするだけ
ストレスをため込みすぎないために「喜怒哀楽」の感情を表すことは大切です。単純に「うれしい」「悲しい」感情であれば、口に出してもそれほど問題にはなりません。
調子に乗ってはしゃぎすぎたとしても、周囲の人に「度が過ぎました」と謝ればすみます。また、悲しい感情を吐き出すことで、気持ちに整理をつけることもできます。
それよりも私が注意してほしいと思うのは、嫉妬や恨みなど特定の相手に対して抱くマイナス感情から発する言葉です。
もちろん、誰でも嫉妬や恨みなどの感情を持つことはあるでしょう。しかし、こうした感情を持ったときに、すぐに口に出すのは絶対にやめてください。「口に出してもどうにもならないんだから、やめておこう」と自重するのです。
例えば、あなたと同期の同僚が営業で大型の受注に成功し、一躍脚光を浴びることになりました。間近で見ていたあなたは、なんだか納得がいきません。
「交際費などのコストを人一倍かけていたじゃないか」
「先月の成績は大したことがなかったのに」
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