激戦業種を制したのは富士ゼロックス
鉄鋼/非鉄金属/金属製品のトップはLIXILグループ(536.5点)。ユニセフ「WASHプログラム」に賛同し、トイレ等の衛生設備を中国、フィリピン、ケニアの延べ60校以上の学校に提供。こうしたグローバルな社会課題解決への積極的な取り組みなどで企業統治+社会性は93.5点と高得点になった。2位は住友電気工業(536.4点)。人材活用、環境、企業統治+社会性はLIXILを下回るものの財務得点で差が縮まった。
以下、3位フジクラ(506.5点)、4位住友金属鉱山(505.3点)と続く。鉄鋼大手は7位の新日鐵住金(496.8点)が最高。10位ジェイ エフ イー ホールディングス(487.3点)、16位神戸製鋼所(470.2点)とふるわなかった。
機械はコマツがトップ(564.7点)。総合でも機械初のトップ10入りの5位で、さらに上位も見えてきた。2位はダイキン工業(557.7点)。人材活用93.4点、環境98.6点、企業統治+社会性89.0点と環境に強みがある。総合でも13位まで上昇。コマツに続くトップ10も見えてきた。以下、3位クボタ(543.6点)、4位三菱重工業(541.9点)、5位日立建機(518.3点)が続く。
電気機器/精密機器は富士ゼロックス(565.9点)がトップ。2位は昨年トップのキヤノン(563.7点)。人材活用84.2点、環境97.2点、企業統治+社会性91.6点と高いレベルのCSR得点に加え、290.7点とトップクラスの財務得点で総合でも7位と上位に入った。
以下、3位リコー(561.1点)、4位NEC(558.6点)、5位東芝(555.6点)と続く。20位の日本電産でも総合88位(518.6点)という激戦業種だ。
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