アステラスが武田を抜きトップへ
パルプ・紙/化学は有力企業が並ぶ。トップの富士フイルムホールディングス(576.4点)は総合でも1位。2位は信越化学工業(549.4点)。人材活用81.6点、環境87.3点、企業統治+社会性91.6点と人材活用を向上させればさらに上位を狙えそうだ。
以下、3位花王(548.2点)、4位旭化成(537.9点)も総合順位は高い。12位ユニ・チャーム(516.9点)までが総合100位内となっている。
医薬品はアステラス製薬(551.3点)がトップ。人材活用88.2点、環境84.5点、企業統治+社会性94.2点と満遍なく得点。さらに財務284.4点の後押しで総合でも20位に。発展途上国から研修生の受け入れ、先進国での新薬開発ノウハウを学ぶ機会の提供など医薬品メーカーならではの本業に関係する取り組みも積極的に行う。
2位は昨年トップの武田薬品工業(547.2点)がランクダウン。続いて3位第一三共(536.1点)、4位エーザイ(535.0点)、5位大塚ホールディングス(530.5点)と製薬大手が並ぶ。
石油/ゴム/ガラス・土石はトップがブリヂストン(561.6点)。環境の97.2点に加え、企業統治+社会性も95.5点と高得点。人材活用は88.2点で上昇の余地もあるが、それでも総合9位と高い順位。昨年6位からは若干ダウンだが堂々たるベスト10企業だ。2位旭硝子(551.8点)も企業統治+社会性が95.5点などの高得点で総合19位。3位TOTO(525.9点)、4位JXホールディングス(519.2点)、5位住友ゴム工業(516.6点)と続く。
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