現役時、社会人と2度の浪人を経験した亮大さんは、浪人してよかったことを「自分の意思で自分の人生の責任を取れる選択ができたこと」だと話しました。
がんばれた理由は「勉強が好きだったから」だそうで、そう思えるようになったのも、震災や自宅浪人といった困難を克服して、一橋に合格したことが大きかったそうです。
「今回、私は自分の意思で医者になるために勉強するという決心ができました。この決断ができたのも一度、自宅浪人を経験して一橋に合格できたという自信のおかげです」
誰にも流されずに自分の意思で浪人することができたからこそ、現在、彼は自分の選んだ選択にまったく後悔していないと語ります。
環境は選べなくても、生き方は自分次第
「環境は選べなくても、その中でどう生きるかという選択は自由です。理不尽な環境の中でも、自分の人生にどんな意味を見いだすのか、どう生きるのか、自分以外には誰も決められません。
今は少しでも自分の人生を意味のあるものにしたいと思って頑張っています。これからも、世の中のためになる・誰かの役にたつという感覚を少しでも持ちながら生きられたらいいなと思っています」
幼少期から苦労を重ね、震災に直面しながらも学び続けた経験が医師という道を切り拓いた彼の人生からは、一見無駄・遠回りに思えるようなことも、すべて意味のあることなのだと思わせてくれました。
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