合計「245浪」浪人生に話を聞き続けた彼の人生 YouTubeトマホークを運営する平山さんに聞く

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トマホークを運営する平山さん(写真:平山さん提供)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて2分の1になっている現在。「浪人してでも、志望する大学に行きたい」という人が減っている一方で、浪人生活を経験したことで、人生が変わった人もいます。自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した濱井正吾さんが、さまざまな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったこと・頑張れた理由などを追求していきます。今回は1浪して滋賀大学に進んだ後、自身の浪人経験をもとに浪人生にインタビューする動画の投稿を始めて人気を博し、現在は幅広い分野の人々に話を伺う登録者20万人のYouTubeチャンネル「トマホークTomahawk」を運営する、平山任真(とうま)さんにお話を伺いました。

「245浪」

この数字は、今回お話を伺った平山任真(とうま)さんが、YouTubeチャンネル「トマホークTomahawk」で公開した動画に出演した方々の合計浪人年数です。

同チャンネルは現在、動画の平均再生回数20万回以上。学者・医者・政治家・宗教家・芸能人などの各業界で名を馳せる方々が多数出演するインタビューチャンネルとして、20~30代を中心に人気を誇っています。

芸能人や政治関係者が多数出演

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平山さんはそのチャンネルをたった1人で運営し、企画・撮影・編集もすべて自分で行っています。しかも彼は社会人でも芸能関係者でも何でもない、滋賀大学に通う23歳の大学生です。

「どうしてこのようなツテが一大学生にあるのか」と疑問を持たれる人も少なくはないでしょう。

実は現在、彼の運営するチャンネルに芸能・政治関係者が多数出演するようになったのも、もともとは彼が自身の浪人を機に、9浪生や10浪生などの多浪生へインタビューをするようになり、それが人気を博したことがきっかけでした。

彼は言います。「自分は1浪ですら本当に辛くてうつ寸前になりました。だから、あの辛いことを何年も続けられる多浪経験者は僕にとっては憧れの対象で、スターだったんです」と。

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