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「手や足に症状」沈黙の臓器、肝臓の危険サイン7つ 心当たりがあったら病院へ、放置すると大病に

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(イラスト:『怖いけど面白い予防医学』より)

肝臓に脂肪が溜まること、一見するとこれは地震などの災害に備えて非常食や飲み物を備えておくように、よい側面だけ切り取れば人間の体の中でも不測の事態に備えた、大変まっとうな機能のように思えます。

しかし、災害時の非常食と違い、「脂肪肝」には大きなデメリットが存在します。それは放置しておくとボヤのような「炎症」が引き起こされることです。この炎症を医学用語で「脂肪肝炎」と呼びます。

(イラスト:『怖いけど面白い予防医学』より)

脂肪肝は肝臓の「ボヤ騒ぎ」

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残念ながら、この炎症段階ではとくに知覚できる症状は起きません。そして炎症が肝臓の上で何度も引き起こされると、マルチタスクをこなしてくれていた有能な肝臓の細胞が死滅し、最終的に何度もかきむしった後、硬化した皮膚のような状態になり、肝細胞としての機能を失ってしまいます。これを肝臓の「線維化」と呼びます。

この線維化が進んだ状態が「肝硬変」です。さらに進行すると「肝臓がん」の状態になり、前半で説明した危険な症状が引き起こされるようになります。

つまり脂肪肝の段階のうちに肝臓の「ボヤ騒ぎ」を食い止めてあげることが最も重要となります。

実は、脂肪肝の改善には「減量」が第一です。例えば、自分の体重の10%の減量によって、ほぼすべての脂肪肝、線維化が改善したという論文があります。人間ドックなどで「脂肪肝」と指摘された方は、まずこの「10%ダイエット」を実施するとよいでしょう。

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