なぜか相手が心を開く人が口にする「ほんの一言」 どんどん人との会話が弾む人は何が違うのか?
どんな会話も、相手の話に耳を傾けることから始まります。相手に「聞いていますよ」と伝える「あいづち」にアクセントになる言葉を「ちょい足し」するだけで、相手の反応がぐっと変わります。
相手を饒舌にさせる受け止め
過去の記事で、ちょい足し言葉として「なるほど」「わかります!」をご紹介しましたが、今回お伝えするのは、同様に人の気持ちに寄り添うちょい足し言葉、「そうだったんですか!」です。
Bさん:大変でしたね。
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Bさん:そうだったんですか! 大変でしたね。
苦労を乗り越えたり、何か成果を手に入れたり、秘密を打ち明けられたり、あるいは日常のちょっとした体験やエピソードなど、相手の様子や話の内容から「特別に聞いてほしいこと、聞いてほしい気持ち」が感じられるときに使ってみましょう。「これまでの経緯は理解しました」ということに加えて、「それは苦労されましたね」というねぎらいや、「そこまでされたのですか、すごい!」という称賛を盛り込むことができます。
ですので、ちょい足しする際には、そのときの話の流れや内容のなかで相手に対して抱いた気持ちを込めてください。「それで、そのあとどうなったのですか?」「何が原因だったんでしょうね」「◯◯さんは、お怪我などなかったですか?」など、質問を「さら足し」(「ちょい足し」にさらに加えることを、ここでは「さら足し」と表現します)していくと、相手も無用な遠慮をすることなく話したいことを気持ちよく話すことができます。
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