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なぜか相手が心を開く人が口にする「ほんの一言」 どんどん人との会話が弾む人は何が違うのか?

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  • 今井 登茂子 コミュニケーション教室「ともこ塾」主宰/元TBSアナウンサー
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こうした言葉は、硬すぎず、ほどよくカジュアル。大切な仕事の場面で使うことはおすすめできませんが、場を「和ませる」効果は抜群です。

つい出てしまった「マジですか?」のフォローにも

先ほど「そうだったんですか!」「知りませんでした」「初耳です!」と、相手の話を知らなかった場合に使えるちょい足し言葉をご紹介しました。ただ、いずれもカジュアルなので、初対面の相手やクライアント、目上の人に対しては、「存じませんでした」を使いましょう。

Aさん:生まれたときから、祇園祭は欠かしたことがないよ。近所だったからね。
Bさん:根本部長は京都のご出身なのですね。

Bさん:根本部長は京都のご出身なのですね。存じませんでした。
『さりげなく品と気づかいが伝わる ちょい足しことば帳』(朝日新聞出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

といった具合です。

「知りませんでした」は、友達同士で使う、「え、そうだったの? やだ、知らなかったー」といった雰囲気で使う表現が、単に「ですます」調に置き換わったイメージです。ですから、ビジネスの場面では「存じませんでした」と、謙譲語を使うのが適当です。

もうひとつ、この「存じませんでした」の裏ワザをお伝えしましょう。

仕事の場面で、つい「えっ、そうだったんですか! びっくりですね!」、あるいはとっさに「えっ、マジですか?」なんて言ってしまった経験はありませんか? 「しまった!」と冷や汗をかきますが、そんなときはすかさず、そのあとに「存じませんでした」をつけてフォローします。「えっ、マジですか?」も、そのあとに「存じませんでした」と言えば、かなり印象は変わります。覚えておくと便利ですよ。

どれもとくに難しい言葉ではありませんが、ほんのひとこと、会話の中で自然に加えるととても印象がよくなります。どれかひとつでも、さっそく実践してみてください。

(構成:三宅智佳)

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