「浪人しながらアイドル」裏切られた彼女の執念 アイドルの片瀬美月さんに浪人時代の話を聞く

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アイドルの片瀬美月さん(写真:片瀬さん提供)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて2分の1になっている現在。「浪人してでも、志望する大学に行きたい」という人が減っている一方で、浪人生活を経験したことで、人生が変わった人もいます。自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した濱井正吾さんが、さまざまな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったこと・頑張れた理由などを追求していきます。今回は、関西随一の進学校を高校3年生の12月に退学。アイドル活動をしながら2浪し、横浜国立大学に進学したアイドルの片瀬美月さんにお話を伺いました。

みなさんはアイドル活動についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

日々、愛嬌や元気を届けてくれるアイドルという存在に救われている人も多いはずですが、アイドル活動に関しては、きっと「競争が激しい」「過酷な世界」という想像をするのではないでしょうか。

今回インタビューした片瀬美月さんも、アイドルとして厳しいスケジュールの中で戦ってきた人でした。しかも、彼女の場合は受験勉強と並行し、2浪の末に横浜国立大学に合格したというものすごい根性の持ち主だったのです。

どうして、アイドルを続けながら2浪をするという決断をしたのでしょうか。アイドルをしながら受験生活を頑張った今、浪人した経験の何が現在に役立っているのでしょうか。

教員一家で育ち成績も優秀だった

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片瀬さんは奈良県の教員一家に生まれ、小さいときから勉強のできる子でした。

「母方の実家で育ちました。父親を知らずに育ったのですが、高校教師の母親と、小学校教師だった祖母に育ててもらいました」

小学校のときは学級委員長を務める、リーダータイプの子どもだったそうです。勉強はつねに100点。小学3年生のときに中学受験の塾に入ってからも熱心に勉強を続け、ある都道府県でいちばん賢い中高一貫の女子校に合格します。

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