2週間の"ガチ訓練"で「予備自衛官」になってみた 26年「外資系金融」勤務からの挑戦…驚きの発見

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予備自衛官補試験合格後に予備自衛官になるためには、まず予備自衛官「補」としての訓練を受ける必要がある。

「訓練の内容」は守秘義務があるが…

訓練は各地で行われるが、私が出頭したのは横須賀にある武山(たけやま)駐屯地にある教育大隊

訓練中は自衛官と同じ生活を送り、駐屯地内から一歩も出られず、常に仲間とともに過ごし、大好きな酒も飲めず、自由に隊舎の外にひとりで出ることも基本認められていない

訓練内容の詳細は守秘義務があるので公表されている内容のみとなるが、10日間の技能公募の訓練でも、専門技能に加え、防護マスク着用、小銃の分解整備と実弾射撃などの訓練がある。

自衛隊未体験者がいきなり「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め」ることは不可能なので、一般公募だと50日間、技能公募だと10日間の訓練が行われる(出典:防衛省HP  https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/p/R3yobijip.pdf)
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