50代は「カロリーを気にしたらやせない」その理由 カロリーを控えすぎることで出てくる悪い影響
人生100年時代になりました。 50歳は、まだ人生の半分。この先、残りの人生を楽しむために必ずクリアしておかなければならないのが、肥満の解消です。
ただし、50代でダイエットに取り組むなら、若い頃のように、ただ食べる量を減らしてやせればいいわけではありません。健康的な体を維持していくためには、必要な栄養素をしっかりとり、筋肉をつけて脂肪を落としていかなければなりません。
そのためのダイエット法が、バランスのとれた食事を上手にとる健康的な食習慣=「食べやせ」です。具体的な方法やポイントには少しずつふれていきますが、まずは、なぜ50代でダイエットをすべきなのか、その理由から明らかにしておきたいと思います。
50代のダイエットが健康寿命を変える
思い出してみてください。 20代までは、自分も自分のまわりの人も、健康診断でひっかかることは、あまりなかったでしょう。
40代はどうだったでしょうか。健康診断で、「血圧が高め」「血糖値が高め」「コレステロールが高め」「中性脂肪が高め」とか、「メタボリックシンドロームに該当」など、何かしら指摘される人が増えてきたはずです。それでも、特に痛くも痒くもないので放置してしまったという人が多かったのではないでしょうか。
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