残念ながら、少なからずこのような部署もあるようです。少し踏み込んだだけで、女子社員同士のマウンティング(互いの格付け)や悪口が聞こえて来た!なんていうことも。このような職場では、上司も気苦労が絶えませんね。なんとしてでも上手に人間関係を築いていきたいものです。
上司A「ある女子社員の相談に乗ったら、どうやら私はほかの女子社員から敵視されてしまったようで……。部署内の空気がよくないんですよね」
これってなぜ?と疑問に思うことでしょう。あなたは親切に対応をしているつもりかもしれません。でももしかしたら、その対応の中に、その女子社員を「ひいき」している部分があるかもしれません。
上司A「いや、ひいきなんてことはないと思います。ただ、その女子社員は話し掛けやすいほうではありますね」
気づかないうちに、ひいきをしていませんか
やはりそうですね。得てして、新しい部署に異動したばかりの頃には「話しやすい若手女性」ばかりについ言葉を投げ掛けてしまうものです。もしかしたらその女子社員は「自分の冗談によく笑ってくれる」なんてことはありませんか?
上司A「……よくわかりますね。もしやエスパー?」
やはり。あなたに自覚がなくても、周囲からは「課長はA子をあんなに甘やかしてばかりいるのに、私には褒め言葉のひとつもない……」などと思われても仕方がありません。あなたにだって反論はあるでしょうが、一方で部署内の女子社員は全員が部下であることも事実で、不公平に扱うのは言語道断です。
逆に、「話し掛けにくい」部下に対しても何かしら注意を払っていれば、結果的に「部下問題」に手こずらずに済むばかりか、後々の戦力になってくれることも。「自分のことも気にしてくれる上司」ならば、部下は決して敵視もしないし、悪口も言わないようになります。
上司A「そうか。それはそうですよね。気づかないうちに話し掛けやすい部下とばかり笑っていたのかもしれません」
今ならまだ、修復の機会があるはずです! あきらめず、行動を改善するよう心掛けてくださいね。ですがもし、このまま放っておくようなことがあれば、事態はさらにエスカレートしていくことになるかもしれませんよ……。
上司B「はい、事態をエスカレートさせてしまった上司です。うちの部署には影響力の強い女性がひとりいて、周囲も彼女の顔色を伺いながら仕事をしているんです」
これはいわゆる「お局(つぼね)様的女子社員」ですね。
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