チャンスを掴む人が実践する「たった1つのコツ」 茂木健一郎氏と考える、セルフコントロール力
「やらなければいけないことがあるのに、モチベーションが上がらない」
誰にでもこのようなときがあるはず。これはセルフコントロールがしっかりできていない証拠でもあります。
セルフコントロールとは、自分で自分のモチベーションをコントロールすること。一流のビジネスパーソンやスポーツ選手は、自分の感情をうまくコントロールして感情や環境に大きく左右されることなく、つねに高いパフォーマンスを発揮できるように努めています。
人は元々セルフコントロールができない
言うまでもありませんが、赤ちゃんや子どものときは、誰もがセルフコントロールできないところからスタートします。赤ちゃんであれば、お腹が空いたら泣くし、子どもでも腹が立ったら物を投げつけたりしますよね。つまり、人間には、もともとはセルフコントロールできない自分しかいないわけです。
脳科学的には、社会的なセルフコントロールができるようになるのはティーンエイジャーからといわれています。つまり、16、17歳から18歳あたりで脳のセルフコントロール機能が急速に発達することがわかっています。
でも、セルフコントロールしなければ……と思ってできるものでもないですし、どんなやり方がよいかもわかりませんよね。一番シンプルなやり方は「もう1人の自分をつくること」です。
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