「39歳フリーアナウンサー」が駅前で応援するワケ 「朝チア」で一歩踏み出す勇気を応援したい

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私が朝チアを通じてたくさんの人に伝えたいことは、「応援の力」のスゴさです。それは、「人の心を動かす力」「しあわせを生み出す力」でもあります。それはまるで自分でパワーを生み出すことができる「自家発電」のようなものです。私は1人でも多くの人に応援をしてほしいし、すべての人が応援をされてほしいと思っています。

部下や、家族や子どもたちに、

「いいね」

「すごいね」

「素敵だよ」

「よく頑張ったね」

「助かるよ」

「うれしかったよ」

「いつも、ありがとう」

などの言葉をどんどん、投げかけてみましょう。

相手の反応が、自身の心が変わってくる

ふだん、言い慣れていない人は、言葉が出てこなかったり、言おうとしても口がぷるぷる震えてうまく言えなかったりするかもしれません。人をけなすことや否定するのには慣れていても、人をほめ慣れていないからです。

「え、どうしたの急に? いつもそんなこと言わないでしょ」

『誰かをちょっと応援するだけでしあわせになる!』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

とけげんな顔をされても、

「そう? 思ったこと言っただけだよ」

「まぁ、いいじゃないの!」

とか言いながら、しばらく続けてみてください。継続は力なり!

そうすると、少しずつ相手の反応が変わってきます。「あなたは本来そういう人だ」と相手からの見る目も変わってきます。

そして何より、あなた自身の心が変わってきます。人に喜んでもらうことが、自分にとってとてもうれしいことなんだ、と思えるようになります。

ちょっとしたことで、心が動くようになります。共感する力が高まってきます。イライラしていた気持ちが、ゆったりとした気持ちになります。人にやさしくすることは、いいことなんだ、自分のことばかり考えて損をしていたなぁ、と思うようになります。

あなたも「応援」を始めてみませんか?

朝妻 久実 フリーアナウンサー

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あさづま くみ / Kumi Asazuma

1983年、北海道生まれ。新宿などの駅前で道行く人たちを勝手に応援する「朝チア」の活動を続け、2023年で14年目を迎える。朝チア実施回数は1100回以上。フリーアナウンサーとして活動しながら、企業や学校などに向けて「応援の力」を広める講演活動を行う。また、周年行事やイベントなどに出張して応援をする「出張チア」も行う。一般社団法人全日本応援協会(AJO)代表理事、朝チアの活動を行う全日本女子チア部☆AJO部長、旭川観光大使。著書に『誰かをちょっと応援するだけでしあわせになる!』(アスコム)がある。

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