他人の分まで食べる「食い尽くし系」3つの対応策 おかずをせがむ、家にある食べ物を食べ尽くす

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たとえば学校などの教育の場で、食育で共食を推進するにあたり「食い尽くし系」の例を取り上げることができれば、子どもにその傾向がある場合は、本人も気付きが得られたり、家族で授業で聞いた話を共有するなど、家庭内でも浸透するのではないだろうか。

食事はコミュニケーションを促進する場でもある

人は食べなければ生きていけない。人にとって食事は必要な営みだが、ただ単に栄養を摂取するためだけに食事しているわけではない。誰かと共に食事することによって、コミュニケーションを促進したり、人間関係を円滑にしたりしている。せっかく共食しているにもかかわらず、「食い尽くし系」によってその関係性が壊れてしまうのは残念だ。

「食い尽くし系」のことがもっと周知されることによって対策も行われ、少しでも快適な食事が紡がれることを願いたい。

東龍 グルメジャーナリスト

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とうりゅう / Toryu

1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。

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