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ちなみに、筆者も収集時に防鳥ネットを畳んでみた。素早く畳むにはコツがある。地べたに広げて畳むのではなく、防鳥ネットの中心部を持ち上げて、そこを基点に畳んでいく方法があるのだが、教えていただいてもすぐに実践できなかった。
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通常の収集量は多く、16時ぐらいまで収集作業が続く。非常に過酷な業務となっているにもかかわらず、それに加えて、住民の満足度の向上を目指し、自らの業務を深化・進化させている。筆者はこの業務へ取り組む姿勢に驚くとともに、直営でごみ収集業務をする意義がそこにあるのだと思えた。
市民目線の清掃サービスの提供
一方で、このようなサービスは、住民にはそれほど認知されていないようだ。「市長が代わったからサービスがよくなった」という住民もいるとのことである。当該サービスの裏には清掃職員の「市民目線の清掃サービスの提供」という直営魂が込められている。
これは札幌市に限らず、どの収集現場でも当てはまることである。私たちの生活のために過酷な現場で働いている方々に、当たり前と思わず、そのサービスを享受する人々が自然と感謝の意を伝えていくような世の中になっていってほしく思う。
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