この本では、英語をどう「使うか」が語られています。例えば、みなさんは、「三日坊主」をどう英訳しますか。
そのまま訳そうとすると「Three days boy」ですが、そんなわけはないですよね。このように、「ただ訳そう」としていては、英語は身につきません。しっかり、「これはどういう意味か」がわかれば、訳すのも簡単なのです。
三日坊主って、要するに飽きっぽい人のことですから、「get bored easily(飽きっぽい)」っていう表現で三日坊主の説明になります。ただ単語や文法を理解してもあまり意味はなくて、このように「意味をしっかり考えて訳す」という頭の使い方をする必要があるのです。
この本は「どういう頭の使い方をすれば、英語を本当に使えるようになるのか?」を教えてくれます。どんなタイミングで意訳したらいいのか、どんなことを意識しながら英会話するようにすればすぐにしゃべれるのか。そういうことがすごく深く理解できるようになるのが、この本なのです。英語を話せるようになりたい人はぜひ読んでみてください!
この本は、理系に求められる「数学の直感力」を高めてくれる本です。
例えば、みなさんは「1%の確率で当たるくじ」を100回引いた時に、どれくらいの確率で当たるか知っていますか。
直感的には「1/100の確率×100回なんだから、100%当たる」と考えてしまうと思います。でもこの問題の答えは「約63%」です。
100個の中に1個当たりが入っているくじを想像したときには、もちろん100個のくじをすべて引いたら1個は当たりにります。でも、くじを1回1回箱に戻して引くときには、100回引いても当たらないことだってあるのです。
このように「何となく」で計算したりすると、痛い目を見ることがあります。重要なのは数学的な「カン」を強くすること。そのためには、日常に潜む数学の問題を解いて、自分の直感力を高めていく必要があるのです。
この本では「いろんな確率の不思議」が書いてあります。答えを教えてくれるだけでなく、自分で考える余地や、計算のプロセスも丁寧に書いてあるので、実際にペンを持って、この本で数学の勉強をしてみるのもおすすめです。ぜひやってみてください!
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