東大生実践「ペンの持ち方」で集中力急上昇する訳 効率よく勉強するためのシンプルすぎる方法

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「ドラゴン桜」のワンシーン
「集中力を上げ、ミスを減らせる簡単な方法」について解説します(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第41回はカルペ・ディエムに所属する現役東大生の黒田将臣氏が、「集中力を上げ、ミスを減らせる簡単な方法」について解説します。
この連載のほかの記事はこちらからご覧ください。

「座り方」や「ペンの持ち方」で勉強効率が変わる

「勉強や仕事ができるかどうかは『姿勢』で決まる」

と言ったら、みなさんはどう思うでしょうか。精神的なスタンスのことを指して「姿勢」と言っているのではありません。座り方やペンの持ち方・身体的な「姿勢」がいいほうが、勉強も仕事も効率が上がる、と言っているのです。

昨今、子どもも大人もスマホを使っている時間が非常に長くなり、またリモートワークの流行で姿勢を崩した状態でチャットをしたり、仕事をしたり、勉強動画を見たりすることが可能になってしまいました。

だからこそ、多くの人が姿勢を重視せずに勉強や仕事をするようになっています。しかし、それだと人間は、ミスしやすく、物事をうまく遂行することができないのです。

みなさんは、東大生が勉強しているところを見たことはありますか? 東大の図書館に行くと多くの学生が勉強していますが、みんなきれいな姿勢で勉強しています。

なぜ、姿勢が大事なのか? どんなことを意識すればいいのか? まずはこの点についてお話ししたいと思います。まずは、「ケアレスミスを少なくするための勉強法」について、漫画『ドラゴン桜』で語られている部分を読んでみてください。

(外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

「ドラゴン桜」で姿勢の重要性を解説するシーン
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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