頭のいい人は「青ペン×A3見開き」だった! 東大生も外資系コンサルも実践している

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後から記憶がよみがえる再現性の高いノートとは、全体を一瞬でつかめるノートです。そのために、1回の会議、打ち合わせ、講義は、必ず見開き2ページに収めます。

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携帯に便利な手帳のようなミニサイズのノートや、B5サイズのノートではダメなのか? という質問もよく受けますが、望ましくありません。ノートの大きさは、思考の大きさです。小さい紙面だと、「こんなことまで書かなくていいか」という言い訳を、自らつくることになります。

また、再現性の高いノートを作るためには、関連するものを「何でも貼り付ける」ことをお勧めしています。早稲田塾生は、日本史や世界史の資料集を必ず複数冊もち、切り貼り用に使っているほど。ビジネスパーソンの場合であれば、当日配られた資料や関連情報のコピーなどを、どんどんノートに貼っていきましょう。そのためにも、A3見開きという大きめサイズが最適なのです。

驚きの「7面観音ノート」!!

――「必ず見開きに収める」と強く意識していても、会議が長かったり、メモする内容が多くて収まらない場合はどうしたらいいのでしょうか?

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なにがなんでも見開きで「俯瞰」できるようにする!

いい質問ですね。何が何でも見開きにこだわってください。絵巻物のように長くなっても、両面開きの観音になってもかまいません。写真は慶應SFCに合格した塾生の「7面観音ノート」です。ここまでこだわってくれるとは思いませんでしたが(笑)、一覧性が高く、復習する際にはとても見やすいノートです。

私は塾生たちに「すぐやる・必ずやる・できるまでやる」をことあるごとに提唱してきましたが、「青ペン書きなぐり学習法」の真髄は、「やる」か「やらないか」。どんなに過去に実績があろうがなかろうが、未来に対しては、誰もがアマチュアです。そして、選ぶのは、あなた自身。現在(いま)を変えれば、未来が変わるのだから、青ペンの先には可能性しかないということです。

相川 秀希 日本アクティブラーニング協会 理事長

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あいかわ ひでき / Hideki Aikawa

早稲田塾創業者。日本アクティブラーニング協会理事長。株式会社サマデイCEO。株式会社アドミッションズオフィスCEO。教育革新のための情報発信メディア EducationTomorrow編集人。自社開発のポートフォリオシステム「Feelnote」が文部科学省/JASSOの官民協働海外留学創出プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」に採用。オリジナルのアクティブラーニング・ワークショップが、各種教育機関をはじめ、大手テーマパーク・金融機関・コンビニエンスストア・人材開発コンサルティング企業などの主要な人材開発研修として取り入れられている。ロックフェラー財団 ACC(Asian Cultural Council)メンバーも務めている。著書に『日本一受けたい授業』(水曜社)、『頭が良くなる青ペン書きなぐり勉強法』(KADOKAWA)、『超一流はアクティブラーニングを、やっている。』(東京書籍)がある。

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